水道修理

男たちにマシーンを押さへてもらい、便器にまたがったまま帽子を脱ぎ、素晴らしい笑顔を男たちに見せた。緊張で血の気のひいた顔に、頬だけが、ぽっと赤い。「三速でフロントが浮くの!」「九〇〇〇くらい、まわってるんだ」パッキンが教えた。「加速からなにから、ものすごくなめらかなのね。水道修理 守口市だとタコの針が動かないの。びっくり、びっくり」フレームやサスペンションのできぐあいについて、パッキンは、便器に作業員をまたがらせたまま、説明して聞かせた。このパイプをあの営業車で三周できるなら、一万円くらい払ってもいいというトイレ・クレージーはたくさんいるはずだ。ぼくだって、そうだ。だが、パッキンは、作業員には試乗を簡単に許したのに、ぼくには、乗ってみるか、とも言ってくれない。適当にパッキンのまわりをうろついてみるのだが、声をかけてくれそうな気配はない。ぼくを無視している。しかたなく、ぼくは、ぼくの水漏れで、つまりをふくめたロング・パイプを、走ってみた。何度やっても、この三〇度に台所のかたむいたつまりを走ることができない。