YOUNG@HEART/
平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”
平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った音楽ドキュメンタリー。年に1度のコンサートに向けて、ソニック・ユースやボブ・ディランの曲を練習するメンバーたちの様子を、ドキュメンタリー作家として活躍するスティーヴン・ウォーカー監督が映し出す。
練習風景、団員へのインタビュー、メンバーとの死別、コンサートの模様などを収録。当初はイギリスのデジタル・チャンネルのために作られた50分のドキュメンタリーで、その後、劇場公開されることとなった。
日本公開は2008年11月8日。日本語字幕は戸田奈津子が担当した。2010年3月、ヤング@ハートの日本公演を記念して、一部劇場で再上映されている。フランスでは、タイトルを『I Feel Good!』に変更して、2008年12月24日に公開された。
スティーヴン・ホールデンは、2008年4月9日付の『ニューヨーク・タイムズ』において、「音楽を作ることと友情とユーモアのセンスで、老齢にありがちな憂鬱を寄せ付けないでいる、元気な老人達の姿を映し出している」と評している。
ロサンゼルス映画祭、アトランタ映画祭、ワルシャワ映画祭で観客賞を受賞しており、Rose d’OrLight Entertainment Festivalでは金のバラ賞を受賞した。
2008年度の日本公開映画を対象に選出した映画館大賞では、85位に達した。
また、2008年9月16日にDVD化され、日本では2009年5月20日にポニーキャニオンから発売された。初回盤セルDVDは、クイーン「バイシクル・レース」を歌うシーン等の映像特典も含んでいる。
| 監督 | スティーヴン・ウォーカー |
|---|---|
| 製作 | サリー・ジョージ |
| 製作総指揮 | ハンナ・ベッカーマン |
| 撮影 | エドワード・マリッツ |
| 編集 | クリス・キング |
| 配給 | アメリカ:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ 日本:ピックス |
| 公開 | 2008年4月9日(アメリカ) 2008年10月17日(イギリス) 2008年11月8日(日本) |
| 上映時間 | 108分 |
| 製作国 | イギリス |
| 言語 | 英語 |
作中で歌われた楽曲
- ステイ・オア・ゴー(ザ・クラッシュ)
- スキッツォフレニア(ソニック・ユース)
- アイ・フィール・グッド(ジェームス・ブラウン)
- アイ・ウォナ・ビー・シデイテッド(ラモーンズ)
- イエス・ウィ・キャン・キャン(アラン・トゥーサン)
- 見つめていたい(ポリス)
- パープル・ヘイズ(ジミ・ヘンドリックス)
- ゴールデン・イヤーズ(デヴィッド・ボウイ)
- フィックス・ユー(コールドプレイ)
- あなただけを(ジェファーソン・エアプレイン)
- ロード・トゥ・ノーホエア(トーキング・ヘッズ)
- ダンシン・イン・ザ・ダーク(ブルース・スプリングスティーン)
- いつまでも若く(ボブ・ディラン)
- ステイン・アライヴ(ビージーズ)
- 愛の哀しみ(プリンス)
- シーズ・ノット・ゼア(ゾンビーズ)
Young@Heart Chorus
ヤング@ハート(Young@Heart、またはYoung@Heart Chorus)は、1982年に結成されたアメリカ合衆国のコーラス・グループ。音楽監督と指揮を担当するボブ・シルマン(1953年生まれ)が、地元ノーサンプトンの公営住宅ウォルター・サルヴォ・ハウスに住む高齢者を集め、ロックやR&Bを歌うというコンセプトで結成された。
結成当時のメンバーの中には、第一次世界大戦で夫を失った女性や、ソンムの戦いに参加した者もいたという。1983年、「ストンピン・アット・ザ・サルヴォ」と題された初のステージを行う。ヤング@ハートは、メンバー・チェンジを繰り返しながら活動を継続して、1996年にはロッテルダム公演を行い、その後ヨーロッパ、オーストラリア、カナダでも公演を行った。
2007年、ドキュメンタリー映画『ヤング@ハート』が制作された。同年8月、アルバム『Mostly Live』発表。同作は2008年8月にライノ・エンタテインメントから再発され、また、映画のサウンドトラック・アルバムのボーナス・ディスクにもなっている。
2010年3月に行われた初の日本公演では、THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」やRCサクセション「雨あがりの夜空に」といった日本の楽曲も歌われた。
ディスコグラフィー
- Mostly Live(2007年)
- ヤング@ハート - オリジナル・サウンドトラック - Young@Heart(2008年)